教室で実際に使っている教材の中から、モンテッソーリ教育の教材と、教科書や学校のドリルから作ったプリントの一部を紹介します。
お教室に通う方だけでなく、ご家庭での学習の参考になさってください。
わかりやすい体験型の学習です。繰り返し手を動かすことで、その教材のねらいが伝わります。抽象化が進む教材です。
1から10までの長さの違う棒。10までの数を集合体として知る目的があります。数字板を使って、10までの量と数字と数詞の一致を図ることが出来ます。
10になる数の合成や分解を体験できます。
1の数字の箱に棒を1本。2の箱に棒を2本。数の集合を自分で作る教材です。そして、0は何もないことを知ります。
1.10.100.1000の量の違いを、触れて、見て、聞くことにより体験します。あるビーズが10集まると次の位のビーズになる。算数の基礎となる十進法を知る教材です。
1から100までの数は、連続していることを知る教材です。10のビーズが10個つながっています。10.20.30…と10飛びの数え方も体験します。
「100の鎖」の補助教材として作りました。
「9÷3」のわり算は、9個のビーズを3人のこびとに同じ数になるように分けること。答えは一人分であること。実際に手を動かして体験します。わり算の概念形成に役立ちます。かけ算板もあります。
子どもたちの大好きな教具です。分数の大きさや分数の言い方を体験できます。
教科書・学校ドリルそのままでは難しくても、拡大したり情報を少なくすることでショートステップで自分でできることが増えていきます。
すべての理解が難しくても、出来るところまで取り組めたことも大切にしていけるプリント類です。
字を書くことは、運動です。ラミネート加工した筆順カードは、何度でもなぞること(運動)が出来ます。漢字プリントは、学校でしか配布されない漢字ドリルを拡大して、書きやすく作成しました。このプリントは漢字一字ですが、字の大きさや文字数などは個別に対応して作成しています。もとになる漢字ドリルは、フォルス保護者様にご協力いただき取寄せていただいています。
教科書(左)を音読しやすい形のプリント(右)にしました。文字を大きくして、言葉を区切っています。
小さなまとまりの文章を読んで、すぐに問題に答えます。気をつけて読み込む力を養う目的です。
教科書の問題を1問ずつ拡大したプリントです。筆算の補助線がついているので、計算しやすくなっています。交流授業用に使う人もいます。
教科書の問題を拡大したプリントです。一人で出来ることを増やせるように、わり算の筆算と検算に使うかけ算筆算のスペースを作りました。
この他にも生徒さんの学習進度や興味に合わせた教材を作成使用しています。