これまでにフォルスに通われた方、そのご家族からいただいた声をご紹介いたします。
寄り添い、支えてもらった8年間
永原 真弓様
フォルスに通われている親御さんからフォルスの話を聞き、体験に訪れた事が佐々木先生、フォルスとの始まりでした。それから中学卒業の今まで関わっていただきました。
今はさみしさと感謝の気持ちで一杯です。
フォルスの学習は息子の特性や苦手さに合わせ、学校ドリル拡大コピーや漢字書き順色分け、図や目盛りなど用いた教材を作成してくださいました。又その日の情緒や疲労度によって学習量の調整や休憩時間延長、イベント時には豪華なおやつ提供がありました。お腹が空いたと食パンを焼いてもらい、食べさせてもらったこともありましたね。
学校や友人のことで気持ちを引きずることがあった際、先生はおだやかにやさしい声で本人の話を聞き、相槌を打ちながら落ち着かせる、切り替えできるように支援していただきました。最近では母とのやりとりのため先生に連絡帳内容や電話の指示まで出せるようになり、先生と笑いながらお電話したことがいい思い出です。
高校は直前に志望校変更となりましたが、試験の学習、作文を学校、フォルス、ディで取り組み、合格することができました。中学3年になってからの1年間学習も体も心も成長しました。そして本人が高校生になることを楽しみに卒業をむかえられてよかったです。
今まで本当にありがとうございました。
佐々木先生へ
永原 昊倖 様
今日でフォルス卒業です。いろいろ勉強を教えてくれ、学校でイライラした時に話を聞いてくれてありがとうございました。ハーゲンダッツやミスタードーナツも食べさせてくれてうれしかったです。先生やめぐちゃんに会えなくなるのはさみしいですが、高校生になっても勉強がんばります。絵を描き続けます。先生は僕の味方でした。成長して、又先生に会ってほめて欲しいです。
9年間の由宇吾へのご指導に深く感謝申し上げます。
感謝を込めて
山口周吾 千鶴 由宇吾 奈吾 様
長男の由宇吾がフォルスで過ごした時間は、彼にとってただの勉強では得られない貴重な経験でした。
先生が提供してくださった温かく、何があってもポジティブに受け止めてくださる包容力のある環境の中で、由宇吾は自分自身を素直に表現し、楽しく積極的に学べるようになりました。
先生のご指導で、彼は勉強が好きになり、数学や国語だけでなく、全ての科目において挑戦する意欲を持つようになったと思います。
特に印象的なことは、由宇吾が自分に自信を持ち、どんな状況下でも気後れすることなく、他の人々とフェアな関係を築けるようになったことです。
これは先生が彼に与えてくださった自信の賜物であり、学業だけでなく人としての大きな成長につながっております。
由宇吾が自分が自分であっても大丈夫だと感じられていること、これは彼の人生にとってかけがえのない贈り物となりました。
また、学習の終わりに私たち親に由宇吾のフィードバックを丁寧に教えてくださったことは、由宇吾だけでなく、私たち家族全員が勇気づけられ、大きな支えを感じました。
先生の教育方針と献身的なご指導が、私たち家族の学びや成長に計り知れない影響を与えてくださったと深く感謝をしております。
9年間の長い間、ご指導をいただき本当にありがとうございました。
これからも由宇吾が学んだことを生かし、自信を持って歩んでいけるよう家族で楽しくサポートしていきます。
弟の奈吾もフォルスで学び、自分に確かな自信が付いてきていますので、さらなる成長が楽しみです。
これからもお元気で、素晴らしい学びの時間を子供たちに届けてくださいませ。
学ぶということ
大塚 里子 様
娘がフォルスにお世話になったのは、小学3年生の時でした。知り合いのお母様に、「娘ちゃんだけでなくお母さんも先生から癒されて欲しい!」と言われてお問合せをしたのがきっかけでした。
娘は兄2人の下に生まれた3番目の子供で、遅れがある子ではありましたが、小さい頃から兄達に負けず劣らず学ぶことが大好きな子でした。子育てをしながらその事を強く感じ、嬉しいと同時に、でも遅れがあることには間違いない事がかえって悲しくも感じてしまう、、先生にお会いしたのはそんな頃だったかもしれません。
初めてお会いした日に「字は好きなんですが、算数は苦手なようなので、算数に関してはお金と時間だけ教えてください」と言った私を不思議そうにご覧になられたのをよく覚えています。
「少しづついろんな事をやっていきましょう」とご提案下さり、それから6年の年月が流れました。
先生はたくさん褒めてくださり、根気強く教えてくださるので、娘はフォルスに通うのが大好きでした。国語では先生と色んな文章を読み、漢検へのチャレンジも応援してくださり、算数でも生活にからめながら数の計算、割り算や分数、重さや広さ、グラフや表、、などなど本当に多方面の事柄を教えてくださいました。おまけに、学校での困り事や心配事を相談すると、いつも前向きに優しく、そして(娘曰く)お茶目に、励まして頂き、まさに親子共に癒していただいていました。
フォルスの学びはここでいったん卒業になり、私も娘も大変寂しいのですが、先生が教えてくださった、「学びは楽しく限界なく続いて行く」ということを今度は私も忘れずに娘と歩いて行こうと思っています。
佐々木先生、本当に今までどうもありがとうございました。これからもたくさんの子供達に先生の学びが伝わる事を祈っています。
不安の中から見つけた小さな希望
M.S. 様
6年生の1年間だけでしたが、大変お世話になりました。
5年生の終わり頃に主治医から最新の発達検査の結果を受けて「高校は一般受験を目指した方が良い」と言われました。
ADHDで読み書きが苦手なLD、勉強が大嫌いな息子です。
感情の起伏が激しく同学年の子と比べるととても幼く見えます。(親としてはそこがかわいいのですが)音読と漢字の練習をとても嫌がるので、家庭ではほとんど取り組んできませんでした。「急にそんなことを言われても」と、頭が真っ白になったことを思い出します。
病院のロビーで何気なく検索して見つけたフォルスのHP。
問い合わせるとすぐに佐々木先生からお電話をいただけました。明るくてとても優しい声でした。すがるような思いで体験の予約をさせていただきました。息子はもちろん嫌々体験しました。
それが佐々木先生との出会いでした。
親も学校もどうやって勉強させればよいかわからなかったのですが、息子の状態に合わせて教材を工夫し、時間を細切れにして息子のペースで休憩を入れながら勉強を教えて下さいました。
音読は、教科書の文章を読みやすい大きな文字に拡大したプリントを作って下さり、少ない量からのスタートでした。それでも息子には負担だったようで泣き出してしまうこともあったようですが、少しずつ読める量が増えていきました。
漢字も今までほとんどやってこなかった書き練習に挑戦しました。途中、主治医から「漢字九九(形の特徴を唱えながら覚える方法)にしてみたらどうか」とアドバイスがあり、お願いするとすぐに対応して下さいました。
先生はどんどん息子の力を引き出して下さいました。
次週の学校の予定をお伝えし、フォルスで先取り学習をしてから学校の授業を聞くというサイクルを作り、息子はほとんどの授業を通常級で受けられるようになりました。1年生の時は、ほとんどの授業を通常級で受けることができなかったのに。
フォルスで先に勉強しているので自信を持って落ち着いて授業を受けられるように
なったのだと思います。
佐々木先生は、いつも、少しだけ高いバーを用意してくれます。
飛び方を教え、できないときには励まし、飛べた時は自分の事のように喜んでめいっぱい褒めてくれます。
息子はこの1年間で自己最高記録を更新し続けたんだと思います。
残念ながらフォルスを卒業します。
これから息子にとって困難なことが沢山あると思います。高くて絶対に飛び越えられないと思えるようなバーが待ち構えていると思います。
でも、先生が教えて下さったように、やり方を工夫しスモールステップで少しずつ前に進めば、いつか飛び越えらえるようになるのではないかと、この1年間の息子の姿を見て思えるようになりました。
子育ての喜びを教えて下さった佐々木先生に心から感謝申し上げます。
かけがえのない10年間
R.O 様
佐々木礼子先生へ
十年間、大変お世話になりました。
初めて、先生のところにお邪魔したのは、幼稚園の年長さんの時で、玄関から飛び出していかないかしら、と心配するほど落ち着きのない子でした。長い時間、着席して、平仮名や数字を書くことが出来るようになるのかしら、ととても心配していました。小学校入学後、しばらくかかりましたが、離席することもなくなり、平仮名や数字が書けるようになり、カタカナや漢字、足し算・引き算に進んだときの喜びはひとしおでした。
先生のところに通いながら、学んだことは、子ども自身のペースで学んで、自尊感情を育むことの大切さと、自分の思いを表現することの大切さです。
親は、ついついあれもこれも、これが出来たら、つぎはあれ、と思いがちですが、子どもは自分自身のペースで、自分自身で選び取った内容を着実に身につけていきました。学習の合間には、先生に様々なことを相談し、自分の気持ちを言葉に出来るようになりました。思いを文章に書くことに楽しみを見つけたようで、作文や手紙を書くのが好きになりました。子どもの書いた作文や手紙から、気づかされることも多かったです。
先生のところに通い続けている間に、子どもは幼児から少年へと成長し、中学生になってからは一人でバスと電車を乗り継いで登室し、さらに自信をつけていきました。親はフィードバックと先生とのおしゃべりを楽しみに、時々お迎えに伺わせて頂きました。
先生と過ごさせて頂いた時間は、子どもにとっても親にとっても、かけがえのない宝物です。私達家族の心の中で、宝石箱の宝石のように、いつまでも輝き続けていくことと思います。
十年間、どうも有り難うございました。
令和4年3月 吉日
第二の我が家 フォルス
R.O 様
佐々木礼子先生へ
十年間、一緒に楽しく学んで、進んでこれたことに大きな喜びを感じています。
初めて、ひらがなを全部書けるようになったのは、フォルスのみぞ文字です。
小学校四年生の時にいろんな出来事を作文にしたことも思い出に残っています。
佐々木先生には、ようち園の時のハンドベルや小学校での授業の様子を見に来てもらいました。
ぼう年会の時は、他校とも深くかかわれて、楽しい思い出になりました。
学校生活の中でも、小学校六年生の時、数学が難しいと思った時、支えんしてもらいました。
先生には、学校生活や放課後等デイサービスでの悩み相談にも乗ってもらったりしていました。
これからも明るい高校生活を送ります。
僕の大好きな教室フォルス
濱 淑子 様
龍ノ介がフォルスに通い出したのは小学校3年生のまだ落ち着きがなく多動な時期でした。
フォルスの教室へ入ると、とても明るく龍ノ介の興味のある知育の道具がたくさんありました。これから勉強できるとワクワクしている様子でした。そして先生の笑顔で教室が一段と明るく感じました。龍ノ介は目の前の教材に夢中でした。
今日の教室で学ぶことに番号をつけ、終えると1から斜線を引いて消していきました。これが先の見通しがつき、集中できる龍ノ介に合ったやり方でした。
最後の段は、ヘルパーさんのお迎えでした。最後までやり終えると、とても充実した気分で教室を後にしました。1時間勉強したプリントと宿題をごっそり持ち帰り、帰宅するとすぐに宿題を片付けていました。
読み書き計算能力はどんどん向上していきました。
そして何より勉強が大好きになりました。
フォルスが龍ノ介のお気に入りの居場所になりました。
カレンダーにフォルスへ行く日を書き込むと、楽しみにその日を待ちました。フォルスと共に過ごした時間はあっという間に過ぎました。
龍ノ介は成長し、来年には高校進学を控えています。
とうとうフォルスを卒業する日が来てしまいました。
とても寂しいですが、もうひとりで勉強できます。道を歩いていても看板に書いてある漢字が読めます。
今日は笑顔でフォルスを卒業します。
今までありがとうございました。
知る喜びは生きる喜び
SK 様
小5から5年間月2回ご指導頂きました。
表出する力の弱い娘ですが、佐々木先生は内に秘めた本人の力を表に引き出すものすごい力があります。
知る喜び、分かる喜び、出来る喜び、分かっているということを分かってもらう喜び。これらは全て生きる喜びです。その喜びを娘は教え頂きました。そしてその娘の力を出し切った達成感ある姿に毎回母は愛おしさと喜びを感じておりました。
“わかるように教えてあげて”
とおっしゃった息子さんの言葉が原動力に思います。先生と息子さんに心から感謝しております。
卒業しても【フォルスは私たち親子の心のオアシス】
中屋桂子 様
お友達の紹介でフォルスのドアをたたいたのは息子小学6年生の時。
「初めまして!」と共に「うちの子は数字が頭に入らないので国語中心でお願いします」と緊張の中、出来ない子アピールをした事をはっきりと覚えています。先生は笑顔で「はい(^-^)」と。
しかしお迎えに行くと「数字も好きみたいですょ」とまた笑顔で仰る先生。その後 筆算 九九 掛け算 割り算に分数と…ぐんぐんと伸ばして下さった先生。息子も楽しそう。
大好きな国語の音読は先生手作りで理科や社会に関する内容だったり、挿絵もほんわか可愛い絵で工夫もびっくりする程で今も大切にしています。
またどんな事も笑顔で受け止め笑顔で返して下さる対応に、くよくよしトゲトゲする親の気持ちが自然とニュートラルに戻される。
子も親もお教室の日を楽しみに4年間過ごさせて頂きました。可能性は親が止めていたんだなぁと親も子も成長させて頂きフォルスの佐々木先生に出会えた事に心から感謝します。卒業しても先生の笑顔は子供と私たち家族の心の中に輝いています。
佐々木先生!本当にありがとうございました。これからもOB母として宜しくお願いいたします。
フォルスでの9年間の学びを終えて
古市理代 様
佐々木先生
9年間大変お世話になりました。
フォルスはいつも変わらず、息子にとってのびのびと自分らしくいられる安心できる場所でした。
2020年3月、新型コロナウィルスの影響で楽しみにしていた最後のお教室に行けないまま、とうとうフォルスを卒業する日を迎えてしまいました。
息子が区立幼稚園を卒園する当時はまだ放課後等デイサービスの制度がなく、療育がなくなってしまうことに大きな不安を抱えていました。そんな時フォルスをご存知の方からご紹介いただき通い始めました。モンテッソーリの教材はどれも魅力的ですぐに息子は夢中になりました。
当初は他者への関心はあるもののうまく自分を表現できず、どこか心がふわふわと別のところに行ってしまう印象がありました。また自分の好きなものだけに夢中になり、理解や知識の伸びがみられないことに親として焦る気持ちもありましたが、佐々木先生は、フォルスの名の通り、内から湧き出る力を大切にしてくださり、いつも私たち親子と共にいてくださいました。
だんだんと気持ちや考えを伝えることを学び、人とのコミュニケーションが増えるにしたがって、しだいに自分を表現することを楽しめるようになってきました。
「楽しく通う塾」をモットーとするフォルスでの学びは彼にとってかけがえのない人生の糧となりました。
他者と比べることなく、息子の特性を障がいではなく「彼らしさ」として理解しサポートしてくださったことが彼の大きな成長につながったのだと思います。
私も多くのことを教えていただき、息子を障がいのある子どもではなく、人とは違う個性的な子どもとして育てることができました。いつもどうすれば彼が彼らしくのびのびと過ごせるだろうかと考えることが出来るようになりました。
きっとこれからもその思いは変わらず大人への成長を見守っていくと思います。
息子のペースでゆっくりとじっくりと今を楽しみながらこれからも生きてほしいと願っています。
先生にご指導いただいた9年間は最高に幸せでした。
粘り強く丁寧にご指導いただき本当にありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしています。
これからもお元気でお過ごしください。
感謝の気持ちを込めて
2020年4月吉日
古市理代
温かい思い出の日々
O.M 様
フォルスには小1の2月から小5の12月まで通わせていただきました。
息子の小学校時代は、周りと合わせて同じ事をしなくてはならない場面が多く、自分を出せずに辛い思いをしてしまう学校生活でしたが、佐々木先生の、いつも温かで丸ごと包み込んでくださるお人柄と、モンテッソーリのお仕事が楽しく、楽しく通わせていただきました。
フォルスでの時間は学習の場であると同時に、私たち親子にとっての癒しとエネルギーチャージの場でもありました。
いつもその時その時を大切に、子どもの様子をきめ細かく配慮してくださり、先生のお蔭で苦手な算数も何とか乗り越える事ができました。
息子は現在、高校1年生で4月には2年生になりますが、フォルスで詩を書いたり、切手の教材で数を意識したり、絵の具とスポイトで色相環を作ったりしたことを楽しかった思い出として話してくれる事があります。
佐々木先生とのフォルスでの時間はかけがえのない楽しかった時間として息子の中に刻まれていることを感じ、感謝の気持ちで一杯です。
娘の中学校卒業と共に、もう一つ卒業したものがありました。
それは小学校2年生から8年間通った療育の教室です。
そこはモンテッソーリの教育に基づいた個別指導の教室で、
娘は「遊びの勉強!」と言って、毎回通うことをとても楽しみにしていました。
マンツーマンということもありますが、
学校の授業よりも一歩二歩先の勉強を教えてくださり、
娘はここでたくさんの漢字を覚え、
物語を読む楽しさを知り、
筆算などもできるようになりました。
そして、本当に素晴らしい先生で、
娘だけではなく私も先生に救われてきました。
親が気が付かない娘の良いところをたくさん見つけて、
そこを褒め、伸ばしてきてくださいました。
お教室ではどんどんプリントを進めていて、
娘がこんなに意欲的に勉強に取り組むことができるのか…、
それを教えてくれた場所でもありました。
娘に対しての先生からのフィードバックの言葉です。
『自分の小さな成長は、家族の喜びであることを知っている』
どんな時もできるだけ娘に寄り添いながら頑張ってきたつもりの私にとっては、
この言葉で、自分だけではなく娘も一緒に頑張っていることを信じられました。
最高に嬉しい言葉でした。
教室の卒業は寂しいですが、
素晴らしい先生に出会えたこと、
親子共に有意義な時間を過ごせたこと、
それに感謝して、
これからの力にしていきたいと思います。